日本で紫外線が強くなるのは、春から初秋までのあいだです。1日のうちでは正午をはさむ数時間が強いとされ、夏の午前10時~午後2時に1日の照射量の約70%を占めます。さらに、標高が高いほど空気が薄くなり、強い紫外線が届きます。そのほか雪や砂は紫外線を強く反射するため、紫外線による影響を強く受けます。スキーや海水浴での日焼けが強くなるのは、そのためです。このように紫外線が強い季節や時間、場所を知っておくと、対策がしやすくなります。また、紫外線からビタミンDをつくるには、こうした時間帯や場所を避けて散歩するとよいでしょう。特に乳幼児期は、適度な紫外線を浴びることも必要です。ただし、赤ちゃんの皮膚はデリケート。長袖を着せる、帽子をかぶせるなどの十分な対策をとりましょう。
sanai19778
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