高温多湿の環境にいると、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまいます。その結果、体温調節機能がうまく働かなくなって熱が体内にこもるようになります。これが熱中症で、めまいや立ちくらみ、生あくび、大量の汗、筋肉痛、筋肉のこむら返りなどの症状が現れます。進行すると頭痛や嘔吐、倦怠感、判断力の低下などの症状が見られるようになります。さらに進むと、体が熱い、意識障害がある、呼びかけや刺激への反射が弱い、言動が不自然、ふらつくといった症状が現れ、最悪の場合は命を落とすことも。予防には、まず水分補給です。たとえ室内でも、のどが渇いていなくても、水分は十分にとりましょう。人は朝起きたときにすでに脱水状態になっています、朝食をきちんと食べると水分だけでなく塩分も補給することができます。朝食抜きは熱中症にかかりやすくなることを覚えておきましょう。
sanai19778
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