運動を習慣として続けている人は、そうではない人に比べて、不眠になりにくいといわれています。ただし、たまに体を動かすのではなく、習慣的に続けることが大切です。特に高齢者などで、普段から眠りが浅い、寝つきが悪い人は、効果が大きいとされています。運動はウォーキングや軽いランニングなど有酸素運動がおすすめです。夕方から就寝の3時間前くらい前までに始めるのが効果的だといわれています。運動で高まった体温が、そのあと下がるときに、眠気が起きるのです。こうした効果は入浴でも得られます。ぬるめのお湯にゆっくりとつかり、心と体をリラックスさせながら、体温を少し上げます。そのあと下がるころにベッドに入ると自然に眠くなります。半身浴でも汗をかくほど入浴すると寝つきがよくなるといわれています。ただし、寝る直前の運動や入浴は体を興奮させ、目覚めてしまうため避けましょう。寝る前の運動は軽めのストレッチがおすすめです。
sanai19778
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