就寝前に食事をすると、食べたものを消化するための内臓の働きが活発になり、睡眠が妨げらてしまいます。可能な限り、夕食は早めにとる方がよいでしょう。また、コーヒーや緑茶、チョコレートなどに含まれるカフェインは、覚醒作用があるため、就寝中によく目が覚めるという人は、寝る5~6時間前から控えておくほうが安心です。その代わり、眠りを誘うような食品を積極的にとるように心掛けてはいかかでしょうか?例えば、催眠作用があるホルモンのメラトニンは、トリプトファンによってつくられるため、これを多く含む豆腐や納豆といった大豆製品、チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品を取り入れるとよいでしょう。寝つきが悪い時には、ホットミルクがおすすめです。一方、眠りを誘うための寝酒は、かえって睡眠が浅くなったり、継続的になったりして、睡眠の質を下げてしまいます。また、過剰摂取につながる場合もあります。特に睡眠薬との併用は、薬の作用が強まるほかに、記憶障害などの副作用が出ることもあります。くれぐれも注意してください。
sanai19778
Comments