筋肉は、運動するためだけではなく、呼吸や体温の維持などに使うエネルギーをつくるためにも、とても大切な組織です。筋肉が減ると、こうした基礎代謝も悪くなってしまいます。そのため、かえって太りやすくなってしまうこともあります。また、高齢者の場合は、筋肉量が減少するサルコべニアの状態が進み、よくつまずいたり、椅子から立つときに手をついたりするようになります。筋肉をつくる材料として欠かすことができないのが、たんぱく質です。肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。ご飯などの炭水化物を中心に食べていると、たんぱく質が不足します。その結果、筋肉量が少なくなるだけでなく、免疫力が落ちることにもなってしまいます。ササミのほか、サバの水煮の缶詰、ゆで卵、納豆などは手軽にとることができるたんぱく質です。そのほか粉末にした商品が多く市販されています。必要に応じて、とり入れてみましょう。
sanai19778
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